Dentalism No.21
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『ローランド ディー.ジー.』が同社初となるウェット方式の歯科用ミリングマシンを開発中。 CAD/CAMシステムの普及により、歯科技工のデジタル化が進む昨今、補綴物の製作に使われる材料も急速に進化している。近年、市場に登場し始めた新素材であるガラスセラミックスは、優れた強度と審美性で歯科医院や患者からの支持が高まってきており、加工ニーズも増加中だ。しかし高い強度を持つがゆえ、従来の切削加工が難しく、表面にダイヤモンドなどの粉末を固着させた専用の「ミリングバー」で研削加工を行う必要がある。その上、研削時に発生する摩擦熱を除去し、粉塵の飛散を防止するため、水をかけながら加工しなければならない。現在、市場ではドライ加工とウェット加工の兼用機が販売されているが、同時に作業が行えないため生産性に課題があったり、高額の初期投資がネックとなっていた。 そんな中、歯科技工向けのデジタルソリューションを提供する『ローランド ディー.ジー.』は、同社初となるウェット方式の歯科用ミリングマシン「DWX-4W」を開発中(発売日、価格は未定)。切り替え作業が発生することなく、同時に作業を進めることが可能となった。同社では、「材料の特性に応じてドライ加工機とウェット加工機をニーズに合わせて自由に組み合わせ、様々な材料の加工に対応するソリューションを提供していきたい」としている。DWX-4W 発売日、価格未定問い合わせ/ローランド ディー. ジー. コールセンター0120-808-232「IDS2015」をはじめ、世界各国の展示会に出品し話題。WHOが新ガイドラインを発表。1日の糖分摂取量はスプーン6杯まで。 WHO(世界保健機関)が砂糖などの糖類の1日当たり摂取量を総エネルギー摂取量の5%未満に抑えるのが望ましいとの新たな指針を正式に発表したことが話題となっている。 WHOでは肥満や生活習慣病を予防するため、脂肪、炭水化物、糖類などの1日の摂取量を示すガイドラインを制定している。これまで、単糖(ブドウ糖やフルクトース)や二糖(ショ糖や砂糖)に該当する遊離糖類の摂取目標を、1日に摂取する全カロリーのうち10%未満としていた。今回発表された新しいガイドラインでは、1日の糖分摂取量を10%未満に抑えることを「強く勧告する」とした上で、さらに可能であれば5%未満に抑えることで「より健康に良い効果が得られる」としている。 5%というと、一般的な成人のカロリーで計算すると1日当たり約25グラム、小さじ6杯分の砂糖に相当する。ソーダなどの砂糖入り飲料には、1缶当たり約40グラムの砂糖が含まれており、1本のジュースを飲むだけで25グラムを超えてしまうことに。また、ジュースだけでなく、市場に出回っている様々な食品にも多くの砂糖が含まれており、気をつけていなければ、5%をすぐにオーバーしてしまうのだ。 WHOの調査によると、1日10%以上の糖類を摂取することで、肥満やむし歯になる確率が飛躍的に上がるという。現実問題として、1日の糖分摂取量を全カロリーの5%以内に抑えることは難しいとしても、むし歯予防のために、糖分の過剰摂取に注意していかなければならないだろう。

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