Dentalism No.20
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112013年に自院を継承するまでの30年は、臨床に携わる一方で、講演活動や執筆活動も精力的に行ってきた内山茂先生。現在は、東京医科歯科大学で臨床研修医を指導する傍ら、各種セミナーや講演会を通して広く後進の指導育成に尽力している。早くからケア型医療を実践し、団塊の世代の継承問題が注目される中、いち早く医院継承も実現。抜群のバランス感覚で時代をリードしている。今回は、今最も講演を聞きたい、教えを乞いたい歯科医師の一人として人気の内山先生に話を伺った。――そもそも歯科医師を目指されたきっかけは?内山 新潟の実家が歯科医院だったということもありますが、父は貧しい生まれの出で、戦時中に外地で技術とライセンスを得て引き上げてきたのですが、検定で歯科医師となったことにコンプレックスがあったようです。そういう姿を見ていたので、僕は一流になってやろう! という思いで頑張ってきました。30代は毎週のようにセミナーや勉強会に参加し、研鑽を積んでいましたが、一流の治療(Cure)や技術を一握りの方Star Dentist InterviewSHIGERU UCHIYAMA全体を俯瞰し、座標軸を持ち、治療の位置づけを見極めて。取材・文/丹羽麻理 撮影/中島繁樹内山 茂歯科医師 東京医科歯科大学臨床教授医療への飽くなき探求心が洞察力や観察力を養い、技術を向上させ、知識や経験を蓄積させてきたことと同様に、様々なものへの興味が感性を磨き洗練させる。それを証明するかのようにお洒落ないでたちで登場した内山茂先生。

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